直腸がんステージ1からの肺転移

2019年6月18日 肺転移確定・また手術…を家族に告げる

検査をたんまり受けて、思いがけずどっぷり疲れた病院からの帰り道。

 

今回のことは、FBには書かない。ツイッターにも書かない。全部終わったらブログに書くと決めた。入院から退院まで、ひとりで、ひっそりとやる。なんとなくそういう気分。

やっぱり、転移・肺手術…はインパクト強いよね。こっそりと、ひっそりと終えてしまいたい気分。

 

最寄り駅の一つ前の駅で降りて、子どもたちと大戸屋に集合して晩ご飯。久々だ。受験生の長男はずっと世界史をやってる。次男だようやく、今日どうだった?と聞いてくれた。検査結果と、手術することを説明した。二人ともそんなに動揺している感じはない。それなりに覚悟していたのだろうか?

入院期間中、1週間ふたりで大丈夫だと思うけど、次男は放っておくとゲームばっかりやるからな…と今思った。やっぱり義母に泊まり込みで来てもらおうか?

 

そして家に帰り、北海道の実家宛のLINEに書いた。するとさっそくお母さんから電話だ。そりゃショックだよねぇ。でも詳しく説明したから大丈夫でしょう。そういえば術後1か月は飛行機に乗れないということだった。8月のお盆の飛行機はもう予約してあるから、7月早めの手術なら、それには間に合う。早く手術決めてよかった…としみじみ思った。

 

そんなこんなで、3回目の有明入院が決まった。7月1日入院、3日手術、そしてたぶん8日退院。決まってみると早いし、想定内といえば想定内だし、でもこんなに早く段取りするとはね…。そのことに驚いているけど、一気に検査が終わってよかったのだ。また行くのもね。今日の結果は来週火曜日に聞きに行くことにしているけれど、もし次男の中学の体育祭が延期になったら行けないな。今週金曜日の体育祭本番は晴れますように。

 

とりあえず、余命宣告されなくて良かった。転移が広がってなくてよかった。

もしかしたら私は結構生きられるのかもしれない。せっかく与えられたチャンス。生かさないわけにはいかない。孫も見れるかもしれない。この先まだしばらくは、子どもたちに淋しい思いをさせないで済むかもしれない。

 

まだまだ先はわからない。すべて「かもしれない」というお話だけど。それでも、今回、命がつながった感じはあり、それはとても嬉しい。ありがたい。どうして私のがんがこうなのかわからないけれど、誰にもわからないけれど、こういうことならありがたく受け止めます。私のミッションがこういうことなら、受け止めます。これが私の運命。これが私の生きる道。今日もありがとう。