2018年8月2日(木)
今日も激しい猛暑である。
目覚ましも何にもしないで朝6時半に目覚めた。目覚ましなしで起きるってこういうことか!すごい。
水をコップに一杯飲むと便意。少し固めのが出た。
朝ごはんも食べないから、出かけるまでにまだ時間がある。ホットクックにラタトゥイユを仕込む。次男は今日はライフイズテック二日目。長男は部活休んで大学のオープンキャンパスに行くとのこと。夏休みだなあ。
私は7時40分に家を出た。今日はいきなり電車で座れてラッキー。
りんかい線も、勝手がわかればそんなにきつくない。深く深く潜るけど、深いことがもうわかったから。女性専用車両に初めて乗った。快適!
さあ、国際展示場駅だ。今日も頑張ります。
9時過ぎに再来の機械にカードを通すと、呼び出し機が出てきた。昔のPHSみたいなもの?すごいシステマチックな流れだ。次に、指定の二階Fエリアへ。同意書などを受付に出し、自分で血圧を測って、待機。すると名前を呼ばれ、別の部屋に通される。そこはみんなで下剤を飲む部屋であった。私はマグロコールを渡された。下剤には三種類あるみたい。今回は水は飲んではいけない。1.8リットルをとにかく飲み切りなさいと。
前に自宅で飲んだやつは、モビプレップ。あれは、水と交互に飲むものだった。あれは辛かったな…味が。梅味が…。
で、これは!
一口飲むと、梅味じゃない!ポカリ味で美味しい!これならグイグイ飲めるぞ。
とはいえあまりハイペースで飲むのも良くないとのこと。結局2時間くらいかけて飲み切り、6回目のトイレで看護師さんの目視確認オッケーが出た!
となりのおばさま、70歳、と雑談する。おばさまは5年前に検診で便潜血があり、大腸内視鏡で直腸にがんが見つかって。地元の病院でやろうと思ってたけど子供たちにもっと大きな病院にかかれと言われ癌研に来たと。最初、消化器内科では内視鏡で取れるかもと言われ、内視鏡手術をして1週間入院したけど、取りきれず、5ミリの深さがあり、また二か月後に腹腔鏡手術をして12日間入院したと。なるほど、そのパターンか!本当にあるんだ!内視鏡⇒腹腔鏡のダブル手術の流れ…
いやはや、私もそうなるところだった…クリニックの女医先生のナイスな見立て(これは内視鏡では厳しいかも、最初から外科に行くほうがいいと思うよ)のおかげで、私は最初から外科に来られた。
おばさまはがん摘出手術からようやく5年たち安心してたのに、先日、区の検診で便潜血が出たと。でも血がドバッと出たので多分痔だろうと。ちなみに前回は血も何もなく、元気だったと。やはり、大腸がんってそうなのね…自覚症状ナッシング。検査しないと分からない。怖い怖い。おばさま、今回はがんじゃないといいなぁ。
下剤を飲み切り、便OKが出たら、次は呼び出しを待つのみ。長いな。持ってきた分厚い本を読み切り、病院に置いてあった漫画「ブラックジャックによろしく」も1巻読み切ったよ。
さてさて。
今日の内視鏡検査はきつかった。またも鎮静剤が効かず、全部意識ハッキリと、モニタを見ていた。かなり長い時間やっていた。しかも、前回の内視鏡でポリープを取った後のクリップが残ってたやつを取った。MRIをやる時に金属が弾けるからですって。それにしても、腸の中をぐるぐるとカメラが通るのを感じるほどにきつかった。先生のやり方によるのかな、これ。すみずみまで見ているからなのかな。まぁ、相変わらず検査のみなさんはすこぶる感じがいい。そこは本当に救いだ。
なぜかこのとき、脈拍が44まで下がったらしい。とことん疲れたもなー。
続いて、注腸レントゲン。これもきつかった。胃のバリウムとにていて、台座につかまってぐるぐると回されながら、お尻に薬やら空気やらを入れながらの撮影。気持ち悪い〜。これも15分くらいやってただろうか。初めての検査だけど、これ、すごくお尻が痛いわ。
これが終わったらしばらくトイレにこもった。いろんなものを入れたから、いろんなものがおしりから出た感じだ。
すっかりお腹が空いたけど、今日もまたタリーズで食べるしかない。ピタロール1個じゃ足りなくて、サンドイッチも食べた。カフェのサンドイッチは割高だけど、かといってパスタという気分でもない。だから仕方なく食べた感じ。空腹には勝てない。さて、お会計して帰ろう。まだボーっとしているけど。
それにしても、ここに来てる人は、みんな、がんでしょ?みんなめっちゃ普通だわね。みんな顔色もいいし、全然病人に見えないんですけど。いや私も元気ですけどね。なんだか、がんは特別の病気じゃなく、普通の病気なんだね…とふと思う。
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