前々からやりたいやりたいと思ってずっと温めていた企画…
「癌サバイバーと語る!明るい癌トークランチ会」
ついについに、10名のご参加をいただき、実現させることができました!
がんサバイバー仲間の札幌のお友達が上京するタイミングに合わせて、
わたしたちサバイバー二人が一応ホスト役となって
とあるレストランの半個室をお借りして
楽しい2時間ランチトークを繰り広げました。
これは…
もう素晴らしい時間でしたね。
最初はね、
ネタががんでしょ。いくら明るいって言っても、がんですからね…。
やっぱりまだまだネガティブイメージの方が強いしね、
がんサバイバーの立場で言うと、
「あまりがんの話ガンガンすると、聞いてる人、絶対ひいちゃうし…」(だから案外、身近な人にもぶっちゃけトークできない)
がんじゃない人の立場で言うと、
「がん患者さん本人に、あれこれ聞いちゃっていいの?どこまで聞いてもいいの?」
「そもそもステージ4とかで、大丈夫なの?」
(だからそもそもがんの話題など自分から振れない)
そんな空気を、わたしは自分ががんになってから、ずいぶんあちこちで感じてきました。
そこんところに潜む壁、
がんの向こう側と、こっち側の世界を、
どうにかしてつないでいくことは出来ないか?
がんに対する偏った思い、過剰な不安とか、知らないからこその恐怖なんかを、
どうにかしてなくしていけないか?
そのためには、がんを知ることだよね!と思っていて。
知り方にはいろんなルートがあり、本やブログを読む、専門家から話を聞く、動画を見る、インタビューする… わたしもいろいろやってるけれど、
きっと顔を見て、直接話をするのが一番伝わるよね!って思っているんです。
そして今日、やってみたら、やっぱりそうだった。
参加された方々の顔触れはほんとさまざま。
・ご家族にがんがわかったばかり。どんな対応をしたらいいか?
・何人も家族をがんで見送っている。いつかは自分も?
・検査は受けたりしているけれど、実際がんがわかったらどうしたらいい?
・死ぬということに、どう構えたらいいだろう。
・とにかくがんが怖い。
・実は数年前がんになってブログも書いてたけど、リアルな友達にはブログのこと言ってない。
・漠然としかわかっていないがんのことを、もっと知りたい。
・直接、患者さんの話を聞いてみたい。
・ご自身ががん関連の研究をなさっている。
・部下が最近調子悪そうで心配だけど、病気のこととか聞いていいものか?
などなど…がんというキーワードで集まったみなさんだけど、バラエティ豊かすぎでしょ♪
このように、ほんとにさまざまな視点から、がんのこと、語ったり聞いたりして頂きました。
ほんと、話は尽きませんでしたね!
わたしもね、お伝えしたいことがいっぱいあったけど、そのうちのどれだけをお伝え出来たか…?
でも今日わたしが一番みなさんに伝えたかったことはね、
この姿、この表情、この元気さ!なんですよね。
自分でも、肺転移がわかって、実質ステージ4になったときは「え~私、ステージ4かい…」とどよーんとしましたけどね、
1だろうが4だろうが、どんなラベルを貼られようと、わたしはわたし。
こんなんですけど、ステージ4ってこともあるんだよ!
だから、ステージ4でもひるまない。落ち込まない。なんとかなってるから!
という様子を、みなさんに知っていただきたかったんだ。
嬉しいことに、そのことは伝わったみたい。ありがたいご感想もたくさんいただきました。
ほんと、がん予防は防災と同じ…じゃないですけど、
ある程度、リアルにがんの話をしたり聞いたりして、「知っておくこと」ってすごく大事だなぁと。みなさん感じて下さったようで何よりでした。
誰だって初めて出会う出来事に対しては、不安も恐れもあります。
わたしがいま立ち向かっている、抗がん剤治療もそう。
日々変化する体調、明日どうなるかはっきりしない副作用の出具合には、不安も恐れもありますよ。
でもそれも、抗がん剤の先輩に聞いた情報があるだけで、心構えが全然違う。覚悟も持てる。
体験談、偉大!!
そんなわけで、調子に乗って(?!)
またぜひ、明るいがんトークの会、第2弾第3弾も実施できたらいいなと思っています。
今回のメンバー募集は、私が入っているオンラインサロン(勝間塾)のメンバー限定でやらせていただきましたが、このブログの読者様でも!YouTubeの視聴者さまでも!ご家族単位でも職場でもママ友会でも!
がんを明るく語りたい・聞きたい方がいらっしゃる限り、何度でも開催させていただきたいと思っています。
このページのお問い合わせ欄から、ぜひ、お声がけくださいませ。楽しくやりましょう♪
たくさんの方々とお話できる日を、ほんとうに楽しみにしているんですよ、私。