がんになるリスクが高い人と言えば、必ず出てくる要素が
・酒飲み
・喫煙者
・運動不足(肥満)
ですよね…。いや、がんに限らず、いわゆる成人病(古いね。今は生活習慣病か。)の原因として挙げられるのも、この3つでしょう。
全部に当てはまるわけじゃないけど、私、お酒に関してはもう何も言えねぇ!状態でした。
そんなに若いころから酒飲みだったわけではなくて、学生の新歓コンパで初めて瓶ビールを飲んだらぬるくて苦くて不味くて。逆にビールなんて全然美味しくないじゃん!と思った口でした。お酒を飲む機会があったとしたら、モスコミュールとかカルーアミルクとかね、そういう甘いのを飲んでいた可愛らしい女子大生でした(笑)
それが社会人になり、東京から札幌へと移り住み、新入社員になって数か月経ったころに大通りのビアガーデンデビューを果たしたわけです。仕事帰りに同期らと飲んだジョッキの生ビールがね!キーンと疲れた体に響き渡り。ビールの美味しさに目覚めてしまいました…
それからはビールを飲んだり。ワインも当時マドンナとかマテウスロゼとかのCMが流れて(原田知世ちゃんのね)流行り始めていたから、それなりに飲んでいた。でもそんなに強いっていうほうではなくて、とにかく飲んだらすぐ顔に出るタイプで。赤くなって、顔どころか首筋まで赤くなる子だから、すぐ飲酒がばれてた。
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そうこうしているうちにブラジルに行き、なぜかそこでワインに目覚め(当時、サルバドール日本語学校にたまたま置いてあったワイン漫画「神の雫」に出会ったのがきっかけ)。帰国後、ヤフオクで全巻大人買いし、飲食店勤務じゃなくても素人でも受けられるワインの資格があることを知り、ひたすらガリ勉し(なにせSF資質に学習欲が上位にあり)、2015年秋にはワインエキスパートの仲間入りが出来たのです。
思えばこのころ、比較試飲のため、ワインをかなり飲んでいましたね…。自宅でも、外でも。当然毎日飲んでました。そうしないと舌が、鼻が鈍るから。合格のためには試飲は必須だったんですよね。で、飲めば飲むほど、ちょっとの量では酔わなくなってた。明らかに、自分でも「お酒に強くなったなぁ」と実感できてたんです。
よく昔から言われていましたよね。人には飲酒にまつわる3タイプがあると。
・ザルのひと
・鍛えたら強くなるひと
・体質的に全然飲めないひと
私の飲酒歴を見ると、これは間違いなく真ん中の「鍛えたら強くなるひと」だろうなとは思ってました。
でも、鍛えて強くなって飲酒量が増えることは、体にとっていいことでしょうか?
強い人が、強いからと言ってたくさんアルコールを節酒しても、それは大丈夫ってこと?
そんなわけないよね!
私はこのほど直腸がんを患って、アルコール制限を出来る限りしようと自分出来ました。でも、ワインをゼロには出来ない。だって好きだし、もはや私の生活の一部に入ってしまっているから。ワイン見てると楽しし(ワインリストだけで30分はいけるクチ)、香りにとろけそうになるし(グラスに注がれた香りだけで10分はいけるクチ)、ぴったりマッチしたお料理とワインを飲めば、幸せ度まちがいなくアップする。私にワインを完全に断つことなど、出来ないよ…。
ワインだけは。どれだけ塾長(勝間塾の塾長つまり勝間和代さん)に「アルコールはやめよう!」と強く言われてもやめられないよ…(苦笑)
そしていわゆる「がんリスクを高めないためのアルコール量」は、純アルコールにして1日20gと言われている。これは日本酒1合、ワインならグラス2杯、ビールならロング缶1本分、とか言われている。でもこれだって、その人の体格によるだろうし。体重100キロの人の20gと、50キロの人の20gの適量が同じわけないよね、って。そのくらいは想像つく。
で、私は本当に20gのアルコールを節酒しても大丈夫なのか?
そのことをどう証明すればよいのか?
と真剣に考え、いろいろ本を読んだりネットで調べたりしたわけです。そこで出会ったのが、今話題?の「遺伝子検査キット」
私がやったのは、
「アルコール感受性遺伝子検査」というものです。
その能書きによると、
「アルコールの分解にとても重要な酵素2つ(ADH1BとALDH2)に含まれる2つの遺伝子を検査し、9タイプのアルコール体質のどれにあなたが該当するかを見極めます」
という検査。(要約するとね)
GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子検査キット【口腔粘膜専用】※レターパックプラスでお届け【他のゆうパック商品と同時注文時はゆうパックの送料に準じる】
9タイプには
「依存症リスクが最も高い大酒のみタイプ」とか
「つい飲み過ぎてしまう大酒のみタイプ」とか
「飲酒による健康リスクが高いタイプ」とかがありまして。さて私は…どれなんだろう?!

(検査の実際と結果について:後編…に続く)