冬の入院日記(2回目の手術編)

ストーマ閉鎖術の入院3日目 手術翌日 歩けた!嬉しい!

2018年11月23日(金)祝日

夜中も鼻が詰まり気味。鼻で息をするのが少々辛い。が、口が乾きすぎて、口で吸うのもキツイ。水が飲みたい。朝が来るのが待ち遠しい。でも時計も見られない…。

そうしてやっと5時半になり、ナースが来てくれた。足のマッサージャーを外してくれて、酸素も外してくれた。

うとうとしながら、朝のジュースをいただく。手術翌日、食事はまだまだ。でも、ジュースだけでもありがたい。昨日からすでにお腹が空いているけれど、腸の手術の後だから、食べ物はまだ腸にとっては厳しいのよね、受け入れるのが。

午前中、採血2本と、ポータブルのレントゲン撮影がベッドで行われた。背中の下にレントゲンの板を入れるために身体を起こす必要があったんだけど、自力ですっと身体を持ち上げられて、レントゲン技師さんに「すごい!」と驚かれた…。自分でもすごいと思った。だって、手術翌日って、前回はもっともっと弱ってた。とても起き上がる元気はなかったで。でも今回は違う!身体が動くのだ。

その後、身体を拭いて、傷口から膿?水分?を吸い取るための機械を取り付けてもらった。これは前はなかったなぁ。電気でググググ…っと常に弱く吸い取られている感じの機械だ。そんなこんなで処置がいろいろとあった午前中。
お昼のジュースも飲んだら、しばらくうとうとしていた。

午後3時ごろ、次男と夫が来てくれた。続いて、妹夫婦も来てくれて、賑やかになったのでデイルームへと移動しておしゃべりした。

デイルームへは、なんと、自力歩行で移動した。これも、前回のことを思えば、超・超・快挙!!なのだ、私にとって。
だってね、前回は、手術翌日にはまだ歩けなかったんだから。立ち上がるだけでフラフラして脂汗が出たんだから。そんな自分が情けなくて、涙が出たんだから…。

今日は、午前中に、立って足踏みするところまで出来た。そして午後、デイルームまで歩いたけど、あたまもフラフラしなくて!

実は歩くのがちょっと怖かった。
また今回も、ダメなんじゃないか?歩けないんじゃないか?って。不安だったの。
でも良かった…。

こんな小さなことでも、「出来た!」がとても嬉しく感じる、入院患者なのであります。

しばらくおしゃべりして、夕方遅く、みんな帰っていった。私は、次男が持ってきてくれたポケットWi-Fi(楽天でレンタル注文しておいたやつ)を早速スマホにつないで、久々にネットを楽しんだ。FBに、歩いてる写真をアップしたりした。どんだけ歩けたのが嬉しいの、私(笑)

そう、今日はもう一つ、とーっても嬉しいことがあった。
某塾で知り合った、まだお会いしたことはないけれどネット上で交流させていただいているがんサバイバーの先輩、Sさんからお見舞いの品を頂いた。
同じ病院にかかっていて、Sさんはちょうど今日、定期健診で来院中だという。わたしが入院していることもご存じだったから、なんと、サプライズでお品を届けてくださったのだ。


タイミングが合わず、顔を合わせてお話することは出来なかったけれど、温かいメッセージと思いやりあふれるお品(体に優しいハーブティ♪さすがのセレクトです)に心から嬉しくなって…。
入院中、さっそくお茶をいただきました。Sさんには、まだその時のお礼が出来ていないの。
早くお会いして、直接、お礼を言いたいのです。